■「平成15年度 地質基礎工業(株)・協力会合同 安全大会」

平成16年2月27日(金曜日)

 社員・協力会合わせて40名が参加し当社協力会合同の平成15年度安全大会が、本社会議室にて実施されました。
最初に、平成15年度の安全活動について、当社安全室より報告がありました。
日ごろの安全パトロール等の安全活動の成果か、労働災害0件、交通事故1件(負傷者なし)という結果でした。
この中で、いわき中央警察署・いわき地区安全管理者協会・いわき地区交通安全事業主会より、当社が「交通安全防止コンクール実施に伴う優良事業所」として表彰を受けることになったことと、同警察署及び協会より「目光り運転推進モデル事業所」に指定されたことが合わせて報告されました。



本田政一講師
 安全大会では毎回、社外の講師による講演を行っています。
今回は、山木工業株式会社の本田政一さんより、「山の安全とボランティア活動」というテーマで講演がありました。講演の中では、最近起きた冬山での遭難についてのことや、遭難の原因、遭難と労働災害との類似点、スポーツ中の突然死についてのお話がありました。
中でも、遭難と労働災害との類似点については、山男ならではの観点で、業務で山林に入ることの多い私たちにとっては大変興味深いものでした。
具体的な類似点として単独作業と単独山行を挙げ、単独作業中の労災事故は助けを呼べないこともあり、そのために被災の程度が大きくなることもあるとのことでした。
講演の最後には、ご自身が参加しているネパールに学校を造るボランティア活動についてスライドを交えながらのお話がありました。


模範実技
 次に、いわき市内郷消防署の救急隊員による、心肺蘇生法の実習を行いました。
ほとんどの参加者は、以前に心肺蘇生法の実習の経験者で、以前の実習を少しずつ思い出しながら、人工呼吸や心臓マッサージを行っていました。
救急隊員からは、緊急時の対応についてお話があり、特に心臓マッサージは重要で、心肺停止状態でも血液を循環させることができ、それにより脳死になることを食い止められるとのことでした。さらに、救急隊員が到着するまで続けることが必要であるとのことでした。
また、参加者からも業務中の怪我で、救急車の出動を要請したときの体験談なども聞くことができ、救急隊員からもその時にどのような対応が必要なのかについて話がありました。
緊急時には、何よりも冷静さを失わず、状況を正確に把握し正しい対応が必要であると感じました。


 最後に、「ゼロ災で行こうヨシ」を全員で唱和し、安全大会を閉会しました。


■安全室よりコメント・・・・
 今後も安全パトロールや安全大会等の労働安全活動の継続と機能改善を図り、とりわけ推進モデル事業所の指定を受けた「目光り運転」に力を入れ、社員・協力会社一同、安全に対する意識を高め、無事故・無災害に向けて取り組んでいきたいと思います。


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