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■第4回安全運転講習会

平成16年11月25日(木曜日)
平中央自動車学校にて

スラローム

たこつぼコース

座学

  昨年に引き続き、平中央自動車学校にて当社と当社協力会合同の安全運転講習会を実施しました。

 今回の講習会には、当社と協力会合計で20名の参加がありました。

 まず、恒例の教官同乗による、運転技能診断(路上運転)を行いました。
 教官が同乗しているということで、いつも以上に安全運転につとめたつもりですが、悪い癖がついてしまっているようで、その点について指摘をうけました。
 癖のように自然に身についてしまったことは、自分では気がつきにくいので、この機会に発見できて良かったと思います。
指摘された点としては、一時不停止(出過、不確実)や速度超過、片手ハンドルが多かったようです。どれも、事故の原因になるものばかりなので、この機会に各自悪い癖を直し安全運転してください。
 診断結果は、残念ながら指摘事項なしの参加者はいませんでしたが、ほとんどの参加者が指摘事項3個以内とのことでした。

 次に、学校内のコースにて技能特別訓練を実施しました。技能特別訓練では、踏み板による車両感覚や急制動、スラローム走行などを行いました。踏み板による車両感覚は、路上に置いた踏み板の上を左前輪と左後輪で通過して、左車輪の軌跡を確認するもので、おおむね出来ていたようです。
 スラロームでは、急なハンドル操作に適切なハンドルの持ち方が要求されます。ハンドルの内側を握っていたりすると、うまくハンドルさばきが出来ず、タイムロスしてしまいます。全員とも初回よりも2回目のタイムが良くなっていました。
 急制動では、時速40km/hの時に停止するまでの距離をアクセルを踏んでいた場合と、ブレーキに足をのせ構えていた場合で比較しました。当然構えていた場合のほうが、停止するまでの距離は短くなりますが、同じ速度なので制動距離は同じはずです。この差は、危険を察知しアクセルから足を離しブレーキを踏むまでの間も車は進んでいる分の距離(空走距離)で、長い人で8m短い人でも3mほどありました。
 技能特別訓練の最後に特別訓練として「たこつぼコース」からの脱出を行いました。これは、9mの円に車幅分の入り口に車を前進で入れ、中で数回切り替えして前進で脱出するといったものです。2種免許の訓練ではもう少し円の直径を小さくして訓練しているそうで、2種免許取得者の運転技術には脱帽です。直径を広げていたせいか、今回の参加者でも半数程度がクリアしていたようです。

 最後の座学では、改正道路交通法についての説明がありました。施行された携帯電話使用規制や飲酒運転対策の強化、暴走族対策の強化などの説明がありました。また、今回の道路交通法改正で違法駐車対策や新運転免許区分が2〜3年後に施行されるとのことでした。

 終了後に参加者アンケートを取ったところ、78%の参加者が安全運転を心がけるようになったと回答しました。

 今後も安全運転講習会を継続実施していきたいと思います。


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