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■第5回安全運転講習会

平中央自動車学校にて

急制動(タイヤから白煙)

座学

 恒例となりました平中央自動車学校での安全運転講習会も、今年で5回目となりました。
 今回は10名の社員が参加し、OD式安全性テストや場内特別訓練、そして公道での運転技能診断を行いました。

 場内特別訓練では、急制動の実習を行いました。
 時速40kmで前車のストップランプを合図に急ブレーキをかけ、運転者の状態によって停止するまでの距離がどう変わるかということを体験しました。
 普通に運転している状態では、合図から停止するまでの距離は20m程度でしたが、教官の指示による脇見運転の状態で同様の操作を行った場合は、停止するまでの距離が2m〜6m程延びていました。
 これは、脇見運転により合図に気づくのが遅れ、その分空走距離が伸びてしまったからです。ちなみに時速40kmで気づくのが0.5秒遅れると5.5m空走距離が伸びることになります。

  空走距離(km)=時速40km÷3600秒×0.5秒
         =0.0055km -> 5.5m

 また、公道での運転技能診断では、一様に次のことが指摘されました。

1.止まれの位置
 一時停止で止まる場合、停止線を越えて停止している。
 車の鼻が停止線を超えないように!

2.ブレーキが遅い
 ブレーキの目的は、自分の制動のほかに、後続車に知らせるという目的もある。
 後続車に知らせるために、予備制動を行うこと。

3.クラッチを踏むのが早い
 エンジンブレーキ→フットブレーキの順で。
 クラッチを踏んでしまうと、エンジンブレーキが利かない。

4.右左折時のスピードが早い
 右左折時は徐行し、急な対応ができるように。

 どれも、慣れから生まれた悪い癖のようです。どれも事故につながるものばかりなので、悪い癖が出ないように気をつけて運転したいものです。

 OD式安全性テストでは、安全運転度や運転適正度が判定され、各自の安全性について注意する点等のアドバイスを受けることができました。
 このテストは、前々回の第3回安全運転講習会にも実施しましたが、安全運転度や運転適正度がやや下がっている点が気になります。

 今回の安全運転OD式安全性テストや運転技能診断で指摘された点を素直に受け止め、安全運転に努めていきたいと思います。


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